2009/08/15

プリント基板 Tips 00

F1000080.jpg
以上今日の成果。
家で作業したもので、動作確認はまだです。
電源器が欲しい。

さて、プリント基板やらエッチングの話でもしますか(我流)

サンハヤト製クイックポジ感光基板
の使用を前提に話を進めます。
器具はすべて千石電商で揃います。
タッパなどは100均で充分。
危険な薬剤も多いです。
細心の注意を払い、薬剤には直接触れないように。
薬剤の処理は各自治体の指示に従って下さい。
��死んでも水道には流さない事。その辺に捨てるのもダメ)

何かあっても私(htnk.sp)は一切責任を持ちません。
必要な物
 OHPシート
 感光基板
 現像液
 エッチング液
 露光機(クランプ及びバキュームポンプつきのもの)
 レジスト除去液かアルコール
 フラックス
 エッチング液廃棄用ビニル袋
 ハンドドリル
 
 EAGLE(回路図CAD)
 プリンタ(インクジェット)
 タッパ(金属でない物)
 割りばし
 バケツ
 湯
 
��.まずパターンをOHPシートに印刷します。(シートの表裏に注意)
  EAGLEを使っているなら
  印刷プレビューのBlackにチェック。
  反転はしなくていいですよ。
  印刷したらインクを乾かす。
  パターンに不備があるなら
  レジストペンで修正。
��.タッパに現像液を用意。
  粉末のものが楽です。
  タッパは、金属製はNG。腐食します。
  
��.露光器とクランプ、バキュームポンプを用意。
��.75度くらいの湯をバケツ一杯に用意。
  
��ここから時間との戦い~
��.感光基板と印刷したOHPシートをクランプにセット。
  印刷面と感光面が接するようにします。間違えると仕上がりがピンボケしたように。
  バキューム開始。軽く基板を手で押さえながらやると直よし。
  感光終了までポンプはつけっぱなしで。
��.露光機にクランプをセット。
  露光開始。1m30s~5m。短い位なら長い方がよい。
  同時にバケツの用意した湯に
  現像液の入ったタッパと
  容器に入ったままのエッチング液をつけます。
  現像液とエッチング液はちょっと温めの風呂程度の温度になればOK。
��.露光終了と同時に
  バケツから取り出した現像液に基板を放り込みましょう。
  割りばしなどで基板を揺らしてやるとパターンが浮かび上がります。
  出来たら水でゆすぎます。表面はこすらないように。
��.基板に余分な部分があるならこの時点で切り落とします。
  ゴミがついたからといって、表面はこすらない事。
��.温めたエッチング液を廃棄用のビニル袋に入れます。
  そこに基板を入れて袋口を閉めます。
  感光面全体に液が行き渡るように袋を揺らします。
  だんだん銅が溶けてくるはずです。
  反応が遅いようなら、湯につけて温めながらやります。
  45度を超えると激しく反応して非常に危険です。温度の上げ過ぎには注意。

��0.銅色の部分がなくなったら割りばしなどで袋から取り出します。
   その後、基板を流水で洗い流します。
��時間との戦い終了~
��1.薬剤の処理。
   元の容器に戻すか、指示に従って廃棄。
��2.基板の感光材を除去します。
   アルコールかレジスト除去液を使うと楽。
   たわしでこするのも有効だそうです。
��3.パターンが銅色になったら
   表面にフラックスを塗ります。
   ケチると後でパターンが錆びます。
��4.パターンにハンドドリルで穴を開けます。
   パターンがしっかりできていれば、
   ポンチは打たなくても大丈夫です。
   
��5.もう一度フラックスを塗って
   完成!
以上
写真が見たければadldのblogへ
明日の設計図
ttp://werner.blog.shinobi.jp/Entry/30/
その他の情報は
趣味の電子工作
ttp://hobby_elec.piclist.com/menu.htm
又は2chが詳しいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿